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ここではセブンスコードを使う場合に是非知っておきたい“ちょっとしたコツ”を紹介しましょう。
【動画で第11回の内容を見る】 |
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トライアドとセブンスコードを混在する場合は、まずは不安定が持ち味のドミナントから四声にするのが定石。逆に安定が持ち味のトニック(IMaj7)が最後です。
<Point2> ストレートな雰囲気が大事な時はトライアドが吉
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7thコードはその響きゆえに、ストレートなニュアンスよりは少し曖昧なニュアンスに向いています。ロック系の曲では敢えてトライアドを使うのがポイント。(三度を抜いたパワーコードによるアプローチも定番です)
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サウンドサンプル11b1 |
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サウンドサンプル11b2 |
<Point3> 7thコードはメロディの選択肢が増える
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セブンスコードはトライアドに比べてコードトーンがひとつ多くなるわけです。メロディーに対するコード付けの選択肢も増えると言う訳です。
譜例11c1
こんなメロディがあったとして・・・
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サウンドサンプル11c1 |
譜例11c2
「ミ」はFMaj7のコードトーンでもあるので使ってみます・・・
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サウンドサンプル11c2 |
<Point4> メロディが「ド」の時はちょっと気をつけて
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トニックでセブンスコードのIMaj7を使う事自体は構いませんが、メロディが「ド」の時はメジャーセブンの「シ」が濁った感じに聴こえるので、他の選択肢が良いでしょう。
◇譜例11d1 メロディ「ド」に対してIMaj7を使った場合
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サウンドサンプル11d1 |
◇譜例11d2 メロディ「ド」に対してIのトライアドを使った場合
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サウンドサンプル11d2 |
◇譜例11d3 メロディ「ド」に対してIadd9(ドミソレ)を使った場合
※このコードについての詳細はまた改めて解説します。
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サウンドサンプル11d3 |
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