編集・加工する
複数のオーディオファイルを同時にオープンし、音素材の切り貼りや音を重ねて新たな音素材の作成、必要な音の切り抜きなど細やかな編集や、音量調整、逆再生等の加工が行えます。
マーカー / チャプター
オーディオデータの再生中 / 停止中に関わらず、無制限のマーカー設定が行え、各マーカーには属性(分割 / 抽出開始 / 抽出終了 / チャプター)やコメント設定行い、管理や編集が可能です。
分割マーカーの直接入力や複数マーカーの属性一括変更も可能になりました。分割マーカーに関しては、分割、または抽出マーカー位置で複数のファイルに分割して連続保存できる「マーカー位置で分割保存」機能が追加されました。
さらにAAC(m4a)ファイルにアートワーク(静止画)とURLアドレスを埋め込めるチャプター付Podcast用データが作成できます。
Sound it!でのPodcast用データの制作方法
また、無音部を自動で検出し、マーカー設定とコマンドひとつでファイルの分割や抽出。録音したレコードの曲間(無音部)も自動で検出し分割できます。
アンドゥ履歴ウィンドウ
操作手順を履歴表示し、表示する操作名をクリックするだけで、瞬時にその操作段階まで戻ります。
オーディオファイルの挿入
現在開いているオーディオファイルの任意の箇所に、他のファイルをコマンドひとつで挿入可能です。従来は、挿入するファイルを一度開いてコピーした後、貼付け作業が必要でした。Sound it! 5.0ではこの作業を、コマンド一つで行えるようになりました。
マージ・ペースト
マージ・ペーストダイアログを使い、チャンネルバランスを調整して2つのオーディオデータの貼り合わせが可能です。
複数ファイルオープン
同時に複数のファイルを開いて、相互に編集が行えます。
カット
不必要な部分をカットします。
コピー
選択範囲内をコピーします。
ペースト(貼り付け)
コピーしたものを貼付けることができます。
トリム(切り抜き)
選択範囲内だけを抽出することができます。
イレース(消去)
選択範囲内を消去します。
アンドゥ・リドゥ
ひとつ前もしくは、ひとつ後ろの状態にメモリの容量の許す限り進んだり戻ることができます。
ゼロクロス補正
選択範囲内の開始 / 終了点をゼロクロス(補正)し、ノイズを低減します。
ゲイン(音量)調整
音量を上げたり、下げたりすることができます。
ノーマライズ
音が歪まないように、上限ぴったりに音量を調整します。
フェードイン / フェードアウト
選択範囲内の音量を、徐々に大きくしたり、小さくしたりします。マウス操作でコントロールが可能です。
リバース
選択範囲内を逆にします。
ブランク(無音部挿入)
任意の箇所に無音部分を挿入することができます(時間の指定ができます)。
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■編集・加工テクニック
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録音したデータの編集・加工
レコード、カセット、テレビやラジオなど、長時間録音や録音自動停止機能を搭載したことにより、さらに長時間の録音が可能です。
また、無音部分を自動で検出するため、レコードやカセットの再生が終われば録音を停止し、録り込んだデータから無音部分の自動検出を行うことで、1曲1曲ファイルを分割・抽出することができます。
録り込んだデータは、録音方法やご使用のオーディオインターフェースにもよりますが、例えばレコードの針を乗せる際やカセットテープの再生開始時に発生するノイズやテレビ、ラジオのCMなど不必要な部分を削除したり、切り抜いたりすることが可能です。新機能のマーカを再生しながら任意に設定したり、停止中に波形を見ながらマーカーを設定することで管理や編集がさらに便利に行えます。
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