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Q.レコードなどアナログサウンドからクリアな音楽CDにする時のコツは?
答え
レコードなどアナログサウンドをデジタル録音すると、音のこもりやノイズが感じられます。こんな時には、Sound it!のエフェクト機能が活躍!音のこもりについては、イコライザのDonShari(イコライザのプリセットにあり)をかけてメリハリのある音にすることでクリアな音になります。曲中のノイズに関しては、ノイズゲートをかけることで低減されます。
Q.会議を録音したのですが長時間のため編集作業がはかどりません。早くする方法はありますか?
答え
例えば30分の会議を録音したとします。まず、普通のスピードで録音したデータを聴くと30分かかります。そこで、Sound it!のエフェクト機能「タイム・コンプレッション」を使えば、声の高さを変えることなくスピードの調節をすることができます。自分が聴き取れる範囲内でスピードを速めることで30分のものが15分で聴くことができます。そうすることで必要な部分もすばやく見つけることができ、マーカー機能(位置の目安をつけれます)を併用することで編集作業の効率がアップします。
Q.長時間のラジオ、BS放送を録音したのですがCMに入る際の無音部分を検出して、ファイルを分けることができますか?
答え
Sound it!では、無音部分を検出することはできませんが、波形を見ると無音の部分が一目で分かります。必要な部分は「切り抜き・トリム」を使って抽出することでファイルを簡単に分けることができます。
Q.ノンストップの音楽CDを創れますか?
答え
Sound it!で音楽CDを作成する際に、曲間(プリギャップ)を"0(ゼロ)"にすることで、ノンストップCDを作成することができます。また、加工メニューの「フェード・イン」「フェード・アウト」を使って曲の始まりと終わりを滑らかに処理し、重ねて貼付けることでクラブのようなノンストップCDを作成することができます。
Q.録音する時の最適な録音レベルは?
答え
録音レベル(コントロールパネル→サウンド→入力→サウンド入力ポート)で、ひずまないようにできるだけ大きなレベルで録音するのがコツです。ただ、一番大きな音の部分が分からない場合は、少し小さめに録音して、あとからSound it!のエフェクト機能でノーマライズ処理する方法があります。
Q.録音する時の最適なビット・レゾリューションやサンプリングレートは?
答え
録音するビット・レゾリューションやサンプリングレートの値は、最終的な用途で判断するのがベストです。例えば音楽CDにする場合、最終的に16bit / 44.1kHz・stereoになるわけですから16bit / 44.1kHz・stereoで録音するのがベストです。これより高いとファイルサイズが大きくなるだけで、音楽CDにライティングする際に16bit / 44.1kHz・stereoに変換されるので音質に差はありません。ただし、低い場合には補正されませんので音質は悪くなります。また、データごとに音量や音圧にバラツキがあっても、Sound it!で音楽CDを作成する場合は「Auto Level」機能があるので、ワンタッチで最適なレベルに補正してくれます。
Q.ラジオやBS放送など、長時間の録音は?
答え
もちろん、Sound it!では、ハードディスクの空き容量がある限り録音することは可能です。ただ、後の編集のことを考えると16bit / 44.1kHzで録音した場合、1時間で約550MB、2時間では1Gになります。これだけ大きなファイルになると編集するのにとても時間がかかり困難な作業になります。そこで、こういった長時間の録音を行う場合は、ファイルを細かく分けて保存する方法がベストです。CMの間にでも一度録音を停止し、保存することでひとつひとつのファイルサイズが小さくでき、後の作業がスピードアップします。ファイルサイズ一覧はこちら。
Q.音楽CDからボーカルだけを抽出できますか?
答え
音楽CDには、ボーカルやギター、ベース、ドラム、シンセサイザーなどさまざまな音が入っています。人間の耳では、ボーカルやギターなどといった音を聞き分けることができますが、パソコンの場合は”一つの波形”として表示されるように聞き分けることができません。ただ、Sound it!でイコライザを利用した周波数での分解の方法による抽出の方法が考えられますが、例えばベースの場合、比較的低い周波数ですが、これを消した場合ボーカルに含まれる低い声の部分も一緒に消されたり、ベースの高い周波数の部分がボーカルに混じってかすかに聴こえたりします。これを利用したフリーウェアなども存在しますが、完全に抽出することはできないのが現状です。
Q.ホームページに音をつける時のコツは?
答え
インターネットを楽しむ方々の環境はさまざまで、高速回線を利用している人もいれば、まだ64kppsで楽しんでいる方もいらっしゃます。できる限りたくさんの方々に閲覧してもらうとなると、ホームページを軽くする必要があります。MIDI、MP3が一般的にホームページのサウンドファイル形式です。MIDIはファイルサイズがMP3に比べ軽いのですが、聴く環境により音色が変わることがあります。MP3はMIDIにくらべファイルサイズが大きくなりますが、どの環境でも同じ音で聴こえます。MP3を使う場合は、stereoをmonoにしビット・レゾリューションやサンプリングレートの値を下げてやることでファイルサイズをさらに小さくすることができます。こういったビット・レゾリューションやサンプリングレートの値の変更は、Sound it!で簡単に行うことができます。
Q.時間がない時などに会議の議事録などを確認したいのですが、よい方法はありますか?
答え
Sound it!には、音程を変えずに速度を変える「タイム・コンプレッション」というエフェクトがあります。スピードを自分で聞き取れる範囲でアップして聴くことで時間の短縮になります。また、普段からスピードアップしたものを聴くことで脳が刺激され(速聴)、暗記力などがアップするということも報告されています。 |
※CD、レコード、ミュージックテープ、放送など他人の著作物から録音したものは、法律により個人で楽しむ以外の利用を禁じられています。 |
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