◆録音する機器(アナログ出力)とTASCAM US-144MKII 接続方法を確認します。
- 【接続例:LINE出力機器から録音する場合】
- レコードやテープ、あるいはシンセサイザや電子ピアノなど電子楽器から録音するときの接続方法です。
アナログレコードから録音するときは、レコードプレーヤのタイプにより別途イコライザアンプが必要な場合があります。カセットテープやオープンリールの場合は、テープデッキのLINE出力を直接接続することもできます。レコードプレーヤやテープデッキを接続できるオーディオアンプ(プリアンプ)を使用している場合は、REC OUT端子、またはPRE OUT端子を、US-144MKIIのLINE IN端子に接続します。
シンセサイザや電子ピアノなどの電子楽器の場合は、それらのOUTPUT端子とUS-144MKIIのLINE IN端子を接続します。
[接続する入力端子とパネル上の設定スイッチ]
入力端子 INPUT (R) PHANTOM LINE IN (L)
LINE/GUITAR IN (R)MIC/LINE OFF
※US-144MKIIのLINE IN端子は、標準フォンジャックになっているので、一般的なオーディオ機器で使われるRCAピンプラグコードで直接接続できません。RCAピンプラグを標準フォンプラグに変換するアダプタや、ピンプラグ−モノラル標準プラグケーブルなどを別途ご用意ください。
- 【接続例:MIC録音の場合】
US-144MKII は、ダイナミック型マイクの他、ファンタム電源が必要なコンデンサ型マイクにも対応しています。
[接続する入力端子とパネル上の設定スイッチ]マイクのタイプ 入力端子(XLR) INPUT (R) PHANTOM ダイナミック型 MIC IN (L)
MIC IN (R)MIC/LINE OFF コンデンサ型 ON(*)
- 【接続例:エレキギター/エレキベース録音の場合】
エレキギター、エレキベースのピックアップ出力を直接録音するときの接続方法です。ギターアンプ、ベースアンプ、エフェクターを経由した録音の場合は、それらの出力をLINE IN端子へ接続し、「LINE出力機器からの録音」と同様におこなってください。
[接続する入力端子とパネル上の設定スイッチ]
入力端子 INPUT (R) PHANTOM LINE/GUITAR IN (R) GUITAR OFF
- ◆録音モニターについて
- US-144MKII本体のヘッドホン端子にヘッドホンを接続するか、OUTPUT端子にスピーカーを接続し、録音しようとしている機器側を再生して音声をモニターしてみましょう。
このとき、MONITOR MIX のツマミがCOMPUTER側になっていると、入力している音声が聞こえなくなるので、中央を基準に調整してください。
この状態で、入力している音声が聞こえないときは、INPUTレベルツマミの位置、接続など誤りがないかもう一度確認してください。
接続が適切にできたら、オーディオポートの設定と入力レベルを確認します。