ホーム > 製品情報 > Synthesizer V > Synthesizer V AI ロサ(ROSA)


機能紹介
先進的なインターフェース
情報の集約性、見やすさを両立し絶妙なバランスで作り上げられたインターフェースを採用。
ユーザーに最適な使用体験を提供します。
インターフェース画像にはベクター画像が採用されており、モニター解像度に依存しないくっきりときれいな表示に対応しています。
高解像度のモニターで表示した際に効果を発揮します。
視認性を保ちながら全体的にダーク系の配色と弱めのコントラストに仕上げることでユーザーの疲労を極限まで軽減します。


ライブレンダリング
歌声の編集が瞬時にレンダリングされます。
多機能なピアノロールに組み込まれた強力な可視化オプションにより、再生ボタンを押さずとも、ほぼリアルタイムなフィードバックが得られます。
洗練されたマルチスレッドプログラム構成により、どの部分の再生がされるべきかエディターが賢く察知し、作品の再生をお好きなタイミングで待ち時間無しで確認可能です。
このライブレンダリングは、スムーズで快適な作曲環境を提供致します。

パラメータカーブのチューニング機能
フリーハンドでのパラメータカーブ編集はもちろん、制御点を用いた新しいパラメータパネルによるスムーズなパラメータカーブチューニューングが可能です。
新しくデザインされたこの機能はパラメータカーブの制御点をまるで音符ノートを扱うように選択、ドラッグして編集を行うことができます。
また、ノートのプロパティでは、音素長の調整が可能になるなど、様々な改良が加えられています。

音声合成エンジン
従来のサンプルベースによる音声合成、人工知能による音声合成、その両方を両立したハイブリッド手法を採用した高性能音声合成エンジンを採用しています。
このふたつの異なるアプローチの融合により、サンプルベースのエンジンには見られない自然さと、人工知能を使用したシンセサイザーでは難しかった高度な制御性を両立しています。
この最新音声合成エンジンでは更に、呼気音とささやき音をより澄んだものに改善するニューラルネットワークが新たに導入されており、より自然な人間らしい歌唱が可能となります。
また、マルチスレッドレンダリングにより、使用メモリを極限まで抑えられ、軽快に動作させることができます。

High Dynamics Voice Models(HDVM)
※Synthesizer V Studio Proのみ対応
実際の歌手が歌い方や表現を変えて複数のテイクを重ねるように、テイクごとにピッチや声色の異なるテイクを生成する「AIリテイク機能」を搭載しています。
この「AIリテイク機能」により、ユーザは複雑なパラメータ編集をしなくても、生成されたテイクから一番良いテイクを選ぶだけで理想の歌声へと近づけることができます。
また、それぞれのテイクには「表現力」というパラメータを用意しており、 パラメータを増やすことでよりダイナミックな歌唱を、減らすことで繊細な歌唱を再現することが可能です。

互換性
Windows、MacOS、Linuxでの使用をサポートしています。
さらに、MIDIファイル、各社のプロジェクトの読み込みにもサポートしています。
お手持ちの楽曲データを無駄にしません。
更に、日本語をはじめ、英語、中国語、スペイン語の発声にも対応しています。






機能一覧
パラメータと表現コントロール多層ピッチモデル:音符プロパティ+ピッチベンド
ピッチ編集モード:制御点 / 手書き / 直線ツール
制御点補間法:線形 / コサイン / スプライン
ピアノロールから、制御点ツールまたは手書きツールを使ったピッチ曲線の直接的な編集
パラメータパネル拡大倍率:1倍 / 2倍 / 4倍
編集パラメータ / 表示パラメータのワンクリック切り替え
パラメータカーブの自動的簡素化
対応パラメータ:ピッチベンド、ビブラートエンベロープ、ラウドネス、テンション、ブレス、有声 / 無声音、ジェンダー
音符毎の表現グループ設定
音素の長さの明示的制御
発音の切り替えオプション(1音素につき3種類)
パラメータのプリセット保存、読み込み
歌詞編集と処理ローマ字 / ひらがな / カタカナ / 漢字での歌詞入力に対応(日本語)
ピン音 / 漢字での歌詞入力に対応(中国語)
造語を含む任意の英単語の歌詞入力に対応(英語)
前後関係に応じた漢字の読みの自動解決(日本語及び中国語)
音符の上に表示される、直接編集可能な音素ラベル
レンダリング低遅延マルチスレッドバックグラウンドレンダリング
レンダリングしながらの再生
ブレス成分の分離出力
ビジュアライゼーション基準ピッチ曲線可視化
エンジン出力ピッチ曲線可視化
エンジン出力波形可視化
音素の長さの可視化
音符の重なり検知
見落としやすい短い無音区間の強調表示
視覚情報のリアルタイム更新
マルチトラック機能トラック編曲ビュー
音符のグループ化 / グループ解除
プロジェクト内の任意の場所からの音符グループの参照
ライブラリパネルを使ったプロジェクト内の任意の音符グループ参照への移動
トラック毎の、及びグループ毎の、デフォルトパラメータ、歌声の設定
他トラックの音符をバックグラウンドに表示
オーディオ機能WASAPI、DirectSound、ASIO対応(Windows)
ALSA、JACK対応(Linux)
Core Audio対応(macOS)
VSTiに対応予定
対応フォーマットSynthesizer Vエディタとの後方互換性(s5pフォーマット)
読み込み対応フォーマット:MIDI、.ust(UTAU)、.vsqx(VOCALOID 3 / VOCALOID 4)、.vpr(VOCALOID 5)、.ccs(CeVIO)
書き出し対応フォーマット:MIDI、.ust(UTAU)
伴奏トラック対応フォーマット:.wav、.flac、.ogg
出力対応フォーマット:WAV、モノラル / ステレオ、16bit ~ 32bit、44.1kHz ~ 96kHz
グラフィカルインターフェース取り外し可能なサイドパネルとランチャーバーを備えた設計
積み重ねられるパラメータパネル
高DPIに最適化されたグラフィックス(ベクター形式のみ使用)
カスタマイズ可能な配置
カスタマイズ可能なキー割り当て
多言語ユーザーインターフェース
スクリプト対応スクリプト言語:Lua 5.4及びJavaScript(ECMAScript E5.1)
API:プロジェクトの読み込み及び書き込み、エディタナビゲーション制御、エディタプレイバック制御、エディタ選択制御、ダイアログ、フォーム、多言語サポート(ユーザーインターフェースの言語追加など)
非同期プログラミングに対応
その他歌声データベース更新システム内蔵
歌声データベースのドラッグ・アンド・ドロップインストール
キャラクター・イメージのバックグラウンド表示オプション