OPUS for Windows
録音・編集・加工
最大256トラックを使ったサウンドの録音・編集・加工・エフェクト
余裕のトラック数、各種編集・加工機能、エフェクト機能を余すことなく使い、BGM、効果音、ナレーションなどを組み合わせ思いのままにサウンドトラックが制作できます。
編集は、分、秒、ミリ秒単位のタイムグリッドに沿って正確な編集が行えます。(フレーム単位の編集には非対応)
※複数トラックへの同時録音はできません。
複数のプロジェクトファイルを同時に開き、相互に編集
複数のプロジェクトファイルから良い部分を抜粋してベストテイクの作成や、異なるテイクの作成など複数ファイルから相互にコピー、ペーストなどの編集機能を使いスピーディに新たなサウンドトラックを作成できます。
編集
オーディオファイル、ムービーファイル、イメージファイルのカット、コピー、ペーストやオーディオデータの分割/統合など各種編集機能でサウンドの編集が行えます。
リアルタイム編集
指定範囲内をループ再生しながら、オーディオファイルの配置、オーディオデータの編集/エフェクト効果など、思考を分断することなくスムーズに編集作業が行えます。
加工
ゲイン、ノーマライズ、フェードイン、フェードアウト、クロスフェードの加工が行えます。
ループ録音&録音トラック変更など多彩な録音機能
指定範囲内を停止することなく繰り返しで録音が行えるループ録音や、録音中のトラック変更、プレイ中の録音開始が可能。思考や操作の流れを妨げることなく制作が行えます。
マーカー
制作するサウンドトラックの再生中、停止中に関わらず、マーカー設定が行えます。マーカー位置へはコマンド一つでジャンプしたり、範囲指定をしたりとスムーズな編集作業を支援します。
また、マーカー位置にコメント、チャプター(URLタイトル、URLアドレス)を埋め込み拡張ポッドキャストデータも作成できます。
バウンス
ミキサーやエフェクトのセッティングを反映した状態で、選択範囲のオーディオトラックのデータを1トラックにミックスダウンできます。
必要なトラックをすべてまとめれば同様の操作で、ステレオミックスのオーディオデータへマスタリングも可能です。
シチュエーションカーソル
マウスカーソルは、オーディオファイル上でかざしたエリアによって自動でモードが変わるため、切り替え操作を行うことなくスピーディに連続した編集作業が行えます。
- スライダーを上下してボリュームを調整します。
- ファイルをドラッグして移動できます。
- ファイルを引き延ばして繰り返し演奏ができます。
- リージョン選択で編集範囲の指定ができます。
- オーディオデータのトリミングができます。
オートフェードイン/アウトの設定
配置するオーディオファイルは個別でもまとめてでも、0~3000ミリ秒を設定してフェードインやフェードアウトの設定が行えるため、サウンドの始まりや終わりの不要なノイズを軽減します。
ミキサー
マスターミキサー、チャンネルミキサーを統合し視認性にも優れたミキサーでは、装備する2バンドEQ、パン、エフェクト、ボリュームでサウンドの調整が行えます。
オートメーション
ミキサー(ボリューム、パンポット、2バンドEQなど)、エフェクト(マスター、チャンネル、インサーション)のパラメータは、リアルタイム操作の記録やマウスでエンベロープを描きオートメーション(自動制御)が可能です。
周波数アナライザ
リアルタイムに音声の周波数帯域ごとのレベルを視覚的に確認できます。
ムービー機能
ムービー/イメージファイル
ムービートラックを1トラック装備し、ムービーファイル(動画)やイメージファイル(静止画)を配置できます。
配置したムービーファイルのサウンド部分の編集や映像に合わせBGM、ナレーション、効果音のサウンド編集が行えます。
作成したプロジェクトは映像とサウンドトラックをまとめてムービーファイル(AVI/Flash Videoファイル)への保存も行えます。
配置したイメージファイルもムービーとなり保存されます。
●配置可能なムービー/イメージファイル
- ムービーファイル
- AVI(avi)、MPEG(mpg/mpeg)、WMV(wmv)
※インストールしているコーデックに依存します。
- イメージファイル
- BMP(bmp)、JPEG(jpg/jpeg)
ムービービューワ
制作するサウンドトラックに合わせて配置したムービー/イメージファイルを視聴できます。
エフェクトをかける
エフェクト
装備する当社独自開発のReal EFFECTをはじめ、VSTエフェクトに対応。
マスターエフェクト、チャンネルエフェクト、インサーションエフェクトとリアルタイムで3系統のエフェクトとファイルに対してエフェクトを掛けられます。
Real EFFECT
- リバーブ
- 残響効果をつけ、演奏する空間の大きさを演出します。
- コーラス
- 音に厚みや奥行きの効果をつけます。
- イコライザ
- 音質(周波数成分)を変化させます。特性の異なる2種類のイコライザを組み合わせて使用できます。
- グラフィックイコライザ
- サウンドの周波数帯域ごとのレベル調整を行います。
- 15バンド(分割帯域幅:2/3オクターブ)
- 周波数範囲 25Hz~16kHz
- ディレイ
- 音にエコーの効果をつけます。
- コンプレッサー / リミッター
- 音のレベル差を圧縮して音量のバラツキを小さくします。
- ノイズゲート
- 音に含まれる一定レベル以下のノイズを軽減します。
- ノイズリダクション
- 録音時に入ってしまった「サー」「シー」というようなヒスノイズ成分を除去し、すっきりとしたサウンドにします。
※ファイルに対してのみ使用可能です。
- タイムコンプレッション
- 音の再生ピッチを変えずに長さ(再生時間)を伸縮します。
※ファイルに対してのみ使用可能です。
- タイムコンプレッション・ハイクオリティ
- タイムコンプレッションのハイクォリティ版で、より自然な音質のタイムコンプレッション・ハイクォリティ効果が得られます。
※ファイルに対してのみ使用可能です。
- ピッチシフト
- 音のピッチ(音程)を cent(セント)単位で変更します。
オーディオデータの長さ(再生時間)を変えずにピッチだけを変えることもできます。
※ファイルに対してのみ使用可能です。
- ピッチシフト・ハイクオリティ
- ピッチシフトのハイクオリティ版で、より自然な音質の効果が得られます。
※ファイルに対してのみ使用可能です。
- ピッチトランスポーズ
- 音質・声質と演奏時間を保持したままピッチ(音程)を変更します。
※ファイルに対してのみ使用可能です。
- ディストーション
- 音に歪みの効果をつけます。
- オートパン
- 音の定位を周期的に変化させます。
- エンハンサ
- 音の輪郭をはっきりさせ、メリハリのあるサウンドにします。
- ディメンジョン
- モノラルデータに擬似的なステレオ効果を加えます。
- ローパスフィルター
- 設定した周波数より高い周波数の倍音を取り除きます。
- ハイパスフィルター
- 設定した周波数より低い周波数の倍音を取り除きます。