MODO DRUM SE 1.5の主な特長
- モーダル・シンセシスに基づくリアルタイム・サウンド生成テクノロジー
- Jazzy、Studioに加え、新規追加の3キット(Brit Custom、Metal、Silver)を含む5種類のドラム・キットとキャラクターの異なるシンバル・コレクション
- 視覚的にも分かりやすいサウンドのエディット
- ドラム・サウンド全体をコントロール可能:ドラム・キット、演奏スタイル、スティック、部屋鳴り、エフェクト
- 1,400種類以上のMIDIパターンを収録したグルーヴ・マネージャー
リアルタイムにサウンドを生成
MODO DRUMは、従来のサンプリング方式のドラム音源とは異なり、IK独自のモーダル・シンセシスに基づくサウンド生成テクノロジーが採用され、最適化されたサウンド・エンジンを使用してドラム・トラックに新しい命を吹き込みます。
ドラム・キットの基本的な「鳴り」は、各楽器の物理的な構成要素によって決まります。
ただ、楽器のサイズ、素材、ドラムヘッドなどの物理的な要素だけでなく、演奏スタイル、ドラムのヘッドとボディ間の相互作用、ドラム・キットを構成する楽器同士の共鳴、そして部屋鳴りも含めて、最終的なサウンドとなるのです。
ドラム・キットを自由自在にカスタマイズ
ドラム・キット内の楽器は、シェルやヘッド、チューニング、減衰、直径、深さなどをカスタマイズできます。
スネア・ドラムは、テンションの調整も可能です。
キックとスネアは、近くの楽器への共振の度合いも調節できます。
シンバルは、ピッチの高低や減衰を調節できます。
調整したドラム全体をキットとして保存することも、個々の楽器のセッティングをプリセットとして保存することも可能です。
自由自在とも言えるMODO DRUMのカスタマイズ機能を駆使して、妥協のないドラム・キットを構築しましょう。
カスタマイズできるのは、ドラム・キットだけではありません!
PLAY STYLEセクションでは、ドラマーがどのように演奏するかをコントロールできます。
各楽器の叩く場所と正確さを設定することで、ルーズに揺れるグルーヴ感を出すことも、正確な演奏も可能です。
左右の手に持つスティックも個別に設定できます。
キック・ドラムでは、ヒール・アップとヒール・ダウンの2つの奏法を選択可能です。
また、ビーターの材質をフェルト、プラスチック、木から選択できます。
部屋鳴りにもこだわりを
ROOMセクションでは、ドライなブースからIK Multimediaの高品位な自社レコーディング・スタジオ、さらにはガレージや大聖堂まで、さまざまな場所にドラム・キットを設置できます。
MODO DRUMのルーム選択は、単にリバーブの深さを指定するためのものではありません。
部屋鳴りがドラムに与える相互作用をも再現するため、部屋ごとの複雑な残響を再現するコンボリューション処理も行なっています。
ミキシングも簡単に
MIXERセクションでは、内蔵ミキサーで各楽器の要素をさらに細かく調整できます。
ドラム・キット内の楽器ごとにレベルとパン、位相の反転やエフェクトの挿入が可能です。
2系統のFXバスが利用できるので、グループ化した上でエフェクト処理を行うことで、まとまりのあるサウンドを作ることができます。
1,400種類以上のMIDIパターンを収録