DE-NOISER

Sound it! 5.0 Noise Reduction Pack に搭載されている Sonnox社ノイズリダクションプラグイン「DE-NOISER」は、磁気テープに含まれるヒスノイズや、ホワイトノイズを除去します。
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DE-NOISERノイズ除去前  →  DE-NOISERノイズ除去後

操作手順
1.データを読み込みます。

2.Sonnoxノイズリダクションを開きます。
3.ノイズリダクション 1-4 のいずれかに、DE-NOISERを選択し、[設定]ボタンをクリックして設定パネルを開きます。 DE-NOISERを選択
4.ノイズを除去したい部分を範囲選択します。全体から除去する場合は選択の必要はありません。
5.[試聴]ボタンをクリックして再生を開始します。 試聴を開始する
6.Sensitivity(ノイズ検出の感度)を調整します。

周波数ディスプレイ上には検出したノイズの周波数特性が黄色の曲線で表示されています。感度を上げると、黄色の線が上昇しノイズ除去の効果も大きくなりますが、必要な信号成分までノイズとして検出されるため、音質の変化に注意して設定してください。
ノイズ検出の感度
8.検出したノイズをどれほど除去するかは、Attenuation(減衰量)スライダで設定します。

スライダを下げるほどノイズ除去の効果は大きくなりますが、必要以上に減衰量を設定すると必要な信号成分もなくなってしまうため、聴感上、音質の変化を確認しながら設定してください。

[In]ボタンをON/OFFすると、DE-NOISERの効果が確認できます。
減衰量の設定
9.調整が完了したら、[試聴]を停止します。
10.[実行]をクリックして、選択範囲、もしくは全体からノイズの除去を実行してください。
11.聴いてみましょう。

エフェクト処理実行後、やはりデータを元に戻したいという場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。

データ保存後は元に戻りません。
12.保存します。
ワンポイントアドバイス
1台のDE-NOISERで感度を上げ大きな減衰量を設定するよりも、音質の変化が少なくなるよう減衰量を控えめにして、DE-NOISERを複数直列に設定する方が効果的です。
なお、複数台の同時使用はCPUパワーが必要になるため、試聴時にノイズが発生したり音切れになる場合があります。このようなときは、いったん実行してからもう一度繰り返し実行してください。
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