DE-BUZZER

Sound it! 5.0 Noise Reduction Pack に搭載されている Sonnox社ノイズリダクションプラグイン「DE-BUZZER」は、商用電源の周波数(50Hz/60Hz)およびその高調波を含むハムノイズを除去します。
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DE-BUZZERノイズ除去前  →  DE-BUZZERノイズ除去後

操作手順
1.データを読み込みます。

2.Sonnoxノイズリダクションを開きます。
3.ノイズリダクション 1-4 のいずれかに、DE-BUZZERを選択し、[設定]ボタンをクリックして設定パネルを開きます。 DE-BUZZERを選択
4.ハムノイズを除去したい部分を範囲選択します。全体から除去する場合は選択の必要はありません。
5.[試聴]ボタンをクリックして再生を開始します。 試聴を開始する
6.Frequency ツマミを回して、ハムノイズの周波数に合わせます。[Fine Adjust]ボタンをONにすると周波数の微調整が可能です。

ハムノイズの周波数が見つけにくいときは、[Tone On]ボタンをONにすると、Frequencyツマミの位置の発振音が出力されるので、ハムノイズの音程と、発振音の音程が一致するようにツマミを調整します。
周波数設定ツマミ
7.ハムノイズの周波数が一致すると、Lockメータの表示が最大になり、出力からもハムノイズが除去されているのが聴感上確認できます。

(検出した周波数に近づくと、ツマミ上に赤い線でその周波数が表示され、ロックがかかります。)
8.Attenuation(ノイズの減衰量)ツマミで、聴感上、ハムノイズが聴こえなくなったところに設定してください。

[In]ボタンをON/OFFすると、DE-BUZZERの効果が確認できます。
9.調整が完了したら、[試聴]を停止します。
10.[実行]をクリックして、選択範囲、もしくは全体からハムノイズの除去を実行してください。
11.聴いてみましょう。

エフェクト処理実行後、やはりデータを元に戻したいという場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。

データ保存後は元に戻りません。
12.保存します。
ワンポイントアドバイス
1台のDE-BUZZERで十分な減衰が得られないときは、もう1台DE-BUZZERを追加してください。複数台の同時使用はCPUパワーが必要になるため、試聴時にノイズが発生したり音切れになる場合があります。このようなときは、いったん実行してからもう一度繰り返し実行してください。
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