コンプレッサー/リミッター

「コンプレッサー/リミッター」は、音のレベル差(ダイナミックレンジ)を圧縮して音量のバラツキを小さくします。

最大レベルが100%に達していて、ノーマライズをかけてもそれ以上音量が上げられない場合など、コンプレッサーを使って音圧を上げることができます。
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操作手順
1.データを読み込みます。
2.全体を範囲選択します。
3.エフェクターに「コンプレッサー/リミッター」を設定します。 コンプレッサー/リミッター
4.プリセットを色々変更して「試聴」し、データに合うプリセットを決めてください。

★プリセットの詳細はこちら
コンプレッサー/リミッター
5.問題がなければ「実行」をクリックします。

波形が変化したことが確認できます。
コンプレッサー/リミッター
6.聴いてみましょう。

エフェクト処理実行後、やはりデータを元に戻したいという場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。
データ保存後は元に戻りません。
再生
7.保存します。
ワンポイントアドバイス
マスタリング用コンプレッサーを使用する場合、あらかじめノーマライズ等を使ってピークレベルを最大値付近に調整してから使用すると効果的です。
コンプレッサーをかけると最大音量が圧縮され、全体の音量が下がります。
アウトプットレベルは200%付近で調整してください。

プリセット詳細

プリセット名称 効果

Vocal

圧縮率を控えたボーカル用コンプレッサー

Guitar

圧縮率の高いギター用コンプレッサー

Mastering1

-3dB以上を圧縮するマスタリング用コンプレッサー

Mastering2

-6dB以上を圧縮するマスタリング用コンプレッサー

Mastering3

-10dB以上を圧縮するマスタリング用コンプレッサー

Mastering4

-3dB以上の圧縮率を高めたマスタリング用コンプレッサー


気に入ったプリセットがない場合、「詳細設定」をクリックして細かい調整を行なうことが可能です。
詳しくは、使いこなしのテクニック「エフェクターの基礎知識 〜コンプレッサー〜」をご参照下さい。
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