Sound it! Lesson

ノイズリダクション

ノイズリダクションは、テープなどからの録音時に入ってしまう「サー」「シー」というヒスノイズを除去します。

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ノイズリダクション編集前

編集後
ノイズリダクション編集後

操作手順

  1. データを読み込みます。
  2. 全体を範囲選択します。
  3. エフェクターに「ノイズリダクション」を設定します。
    ノイズリダクション
  4. 「詳細設定」をクリックし、ノイズリダクションのエディットパネルを開きます。
    ノイズリダクションにはプリセットがありませんので、自分で細かい設定を行います。
    ノイズリダクション
  5. 「試聴」をクリックすると現在設定されている状態を試聴できます。
    ノイズリダクション
  6. 試聴しながら「FILLTER」と「ATT」を上下に動かすと、音が変化することを確認できます。
    ノイズリダクション
  7. ノイズがすっきりと取れるポイントが見つかったら「試聴」ボタンをクリックして演奏を止め、「実行」をクリックします。
    ノイズリダクション
  8. 聴いてみましょう。
    処理実行後、やはりデータを元に戻したいという場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。
    データ保存後は元に戻りません。
    再生
  9. 保存します。

ノイズリダクションにはプリセットがありませんが、お好みのプリセットを作成することが可能です。
詳しくは、Q&A「エフェクターのプリセットを作成したい をご参照下さい。

「FILLTER」と「ATT」の意味

  • 「FILLTER」とは、ノイズ成分を検出する感度です。(-120.0~0dB)

    設定値を高く設定すればするほど、ノイズが取れやすくなりますが、ノイズ以外の音の成分も同時に消去されてしまい、音質が変わってしまいます。

    「ATT」とは、検出したノイズをどれだけ抑えるかという設定です。(-40.0~0dB)

    低く設定しすぎると、音が丸くなるなど、音質が変わる場合があります。
    「FILLTER」と「ATT」の意味

詳しくは、使いこなしのテクニック「エフェクターの基礎知識~ノイズリダクション~」をご参照下さい。