Sound it! Lesson

6BandEQ

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6BandEQでは、周波数特性を変化させて音質を調整します。異なる特性(ローシェルビング/ハイシェルビング/ピーキング/ローパスフィルタ/ハイパスフィルタ)から1つを選択して、6つのタイプを組み合わせることができます。

周波数特性グラフ上にある各バンドのグリッドを上下(ゲインの増減)、左右(カットオフ周波数または中心周波数)にドラッグして、それぞれの周波数特性を変化させることができます。(周波数特性を直接描画するグリッドではないので、常に曲線上にグリッドがあるとは限りません。)

このLessonでは、高域と低域の周波数成分を持ち上げ、中域の周波数成分を若干下げることでドンシャリな音質に変えてみました。中域の周波数成分を若干下げたことにより、メインのギターカッティングが半歩下がったような印象です。

編集前
編集前

編集後
編集後

*編集前と編集後の違いは、ステレオヘッドフォンで試聴するとよりその効果がわかりやすくなります。

操作手順

  1. データを読み込みます。
  2. 範囲選択します。
    *データ全体にエフェクトをかける場合には、範囲選択する必要はありません。
  3. エフェクターに「6BandEQ」を設定します。
    加工メニュー「エフェクト」から「6BandEQ」を選んでクリックするか、または、プレイパネルにあるEffectボタンをクリックすると表示されるリストから「6BandEQ」を選んでください。

    ワンポイントアドバイス

    ミキサーのINSERT(インサート)セクションからオーディオデータの出力に対してリアルタイムにエフェクトをかけることもできます。

    詳しくは「ミキサーについて」内の「ミキサーからリアルタイムエフェクトをかける」をご参照ください。

  4. 各コントロールのスライダー/ノブを、お好みに合わせて調整し、PLAY(試聴)を繰り返しながら、データに合う値を決めてください。

    ★サンプルデータ(編集後)での設定値はこちら
    試聴
  5. データに合う値が決まったら「OK(実行)」をクリックします。波形が変化したことが確認できます。
    実行
  6. 聴いてみましょう。
    処理実行後、データを元に戻したい場合は「編集」メニューから「元に戻す」をクリックしてください。
    *データ保存後は元に戻りません。
    ノーマライズ
  7. 保存します。

気に入ったプリセットがない場合、お好みのプリセットを作成することが可能です。プリセット作成方法につきましては、Q&A「プリセットの保存(SAVEボタン)」 、「プリセットの保存(既存のプリセットをコピーして編集する)」をご参照下さい。

また、プリセットの初期化につきましてはQ&A「プリセットの初期化」をご参照下さい。